第3回 開発合宿@五番地に行ってきました
この記事は、All About Group（株式会社オールアバウト） Advent Calendar 2019 1日目の記事です。
こんにちは、最近購入したAirPods Proのノイズキャンセリング機能に感激した @amymd です。 10/26(土)-10/27(日)に、社内のエンジニアたちで開発合宿に行ってきたので、その報告をしたいと思います！ 私は今回開発合宿の運営 兼 参加者として活動を進めていました。
前回の開発合宿については過去のテックブログの記事でも紹介してるので、ぜひご覧ください。 allabout-tech.hatenablog.com allabout-tech.hatenablog.com
今回の合宿先はなんと「山梨県」！（これまでは「静岡県」「千葉県」でした） 大自然に囲まれた合宿地で、一泊二日集中して開発を行うことができました。 また、今回も費用については全額会社が負担する形となり、大変助かりました。
開発合宿の目的とテーマ
開発合宿を開催する目的は、主に下記の3つです。
- 所属・チームを超えたコミュニケーション強化
- 解決したい課題見つけてアウトプット
- エンジニアの技術力向上（技術研鑽）
そして今年のテーマは「課題を解決するためにアウトプットしよう」です！ 日々の業務の中で感じる課題や、普段欲しい（作りたい）と思っていてもなかなか作れないツールなど、実際に困っていることを解決できるようなサービスの開発・提案をするように心掛けました。
そのため、各々合宿前に事前準備を行い合宿に臨みました！
全体のスケジュール
開発合宿を開催するにあたり、事前準備としてキックオフを開催し、また後日に合宿に参加していない人たちに共有の場として、成果報告会を開催しました。全体の流れは下記になります。 毎週金曜日に「準備会」という時間を取り、そこで各々が開発環境の準備や設計などを事前に行なうことで、「当日は環境構築だけで終わってしまった！」ということができるだけ無いようにしました。
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 10/11(金) | 参加募集〆切／キックオフ |
| 10/18(金) | (任意)準備会 |
| 10/25(金) | (任意)準備会 |
| 10/26-27(土-日) | 開発合宿当日！ |
| 11/1(金) | 報告会の準備 |
| 11/8(金) | 成果報告会 |
当日の様子
移動
合宿先は山梨県「内船駅」が最寄り駅ということで、今回は品川（または東京）駅から新幹線に乗り、三島→富士→内船と乗り継いで移動しました。 あまり普段来ることのない場所だったため、移動中に電車の窓から見えた富士山がとても雄大で美しい景色だったのが記憶に残っています。 内船駅に着いたのは昼頃だったため、駅付近の焼きそば屋さんでお昼ごはんを食べて、買い出しをしてから合宿所に向かいました。
合宿先は「五番地」
今年の合宿先は「五番地」という古民家を改修した、宿泊型コワーキングスペースです。 ちょうど最近オープンしたそうです。
開発の様子
合宿所に無事到着し、さっそく開発スタートです。 室内はとてもキレイで、大きめのスクリーンやサブディスプレイもあり、とても充実した作業環境でした。 コーヒーやカフェオレもとても美味しかったです。
「五番地」さんにはなんとジムも併設されており、ソースコードをビルドしている間に自分自身もビルド（アップ）することも可能です。今回は開発に集中しててあまり試せませんでしたが、筋トレを欠かさずに行ってる人にとってはありがたいですね。
今回、メンバーが開発したツールと使用した技術の一例を簡単に紹介します！
- 社員が社内のどこにいるか調べてくれる位置情報bot
- Firebase Realtime Database
- Firebase Cloud Function
- Slack API
- 社内向けに仕事ぶりを「ほめる」メッセージを手軽に届け合えるプラットフォーム「All About Good Job!」
- Laravel 6
- Docker
- Google Cloud Platform 確約利用割引の契約期日の自動チェック
- Cloud Scheduler
- Cloud Run
- Cloud Pub/Sub
- golang
- スクレイピングしてみた
- イベントで利用しているチャットツールのリプレイス
- Firebase Realtime Database
- Laravel 6
感想
一泊二日だとどうしても「完成しきれなかった…！」みたいなところも多少はあるのですが、それでも最終的にどのチームも何かしらのアウトプットができていたので、本当に良かったと思います！ また、普段とは違う場所で開発をするのはとても良い気分転換にもなり、環境が充実していたこともあって集中して開発に取り組むことができました。 夜にはBBQをやったり、ボードゲーム大会を開催したりと、開発以外でも盛り上がるイベントがあり、エンジニア同士の交流も深めることができました。
反省点としては、やはり移動が大変という意見があり、次回は近場でじっくり開発時間を取る方向でも良いのかなと思いました。 また今回は同じテーマに取り組みたい人たちでチームとなり、それ以外は個人チームとなって開発を進めたのですが、どうしてもチームによって進捗に差が出てしまうことがありました。他部署を巻き込んで、企画と開発がチームになって開発を行なう形式の開発合宿でも面白そうです。
ぜひみなさんの会社でも開発合宿を企画してみてください！
