【社内ハッカソン開催】社内をカイゼンして誰かを幸せにする!
こんにちは、@amymdです。
平成最後の夏も終わり、ようやく秋らしい気温になってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
ということで、オールアバウトでは平成最後の夏に社内ハッカソンを初開催しました!
ちなみに去年はこの時期に開発合宿を開催していました。過去の記事はこちら。
ハッカソンとは、「ハック」と「マラソン」を掛け合わせた造語で、限られた期間で集中してエンジニアやデザイナーがWebサービスやアプリを開発し、その成果を競い合うことです。
社内ハッカソンの目的
社内ハッカソンは、下記のような目的のもとで開催しました。
- エンジニアの技術力向上
- 新しい技術にトライ
- まとまった時間で集中して作業
- グループや部署を横断した交流
- チームビルディング
- 業務で接点が無い人とのコミュニケーション
ハッカソンのテーマは「社内のカイゼンで誰かを幸せにする!」
まず8月第一週に社内ハッカソンに参加するメンバーを集め、キックオフを行い、各々のチームビルディングやチーム名決めなどを行いました。
社内ハッカソンの概要としては下記の通りです。
- 8月から9月初週までの毎週金曜日の2hを使って開発をする
- 3人~4人のチームを組む
- 最終日に成果を発表してもらう
- 最終発表では審査員、参加者、傍聴者に各チームを評価して、優勝を決める
そして、重要なのはハッカソンの開発テーマです!これまでの開発合宿などでは、自由に各々が作りたいもの・触りたい技術に取り組んでもらいましたが、今回は運営側で開発大テーマを決め、それに沿ったものを各チームで取り組んでもらうようにしました。
開発大テーマは、「オールアバウトグループ全体の社内カイゼン〜社内の誰かを幸せにする〜」です。
キックオフ終了後、各チームで開発を進めていきました。 下記は各チームで開発を進めている様子です。
各チームの発表の様子
そして9月某日、ついに最終発表の日を迎えました。
各チーム約15分の時間が与えられ、それぞれ成果を報告しました。
最終発表日にはエンジニアだけでなく、審査員として企画チームの方にも参加していただき、技術的なことからチームでの取り組み、実現可能性などの評価をしていただきました。
また、開発チームの中には遠方でリモートワークをしているメンバーもいたため、Slackの通話機能を使って発表の様子を配信していました。 質疑応答もたいへん盛り上がりました!
作ったものを紹介!
せっかくなので、各チームが作った成果を少し紹介したいと思います。
チームごま
- 解決したい課題
- 会議室の空き状況が分かりづらい
- 解決策
- Slackが会議室の空き状況を教えてくれるbotの構築
こちらのチームは普段触ったことのない言語に挑戦する!という目標で取り組んでいて、GoとGAEで実装をしていたチームでした。
チームRecommendor
- 解決したい課題
- All Aboutのガイドについてもっと知り、社員全員が自社サービスに愛着と誇りを持ちたい
- 解決策
- ガイドをレコメンドしてくれるSlackのbotを提供する
Slackのbotを介して、そのユーザーの属性や閲覧データ等からおすすめのガイドを紹介するbotを構築していました。レコメンドに強いメンバーが集っているチームでした。
チームおでん
- 解決したい課題
- システム部の書籍がロッカーの前まで行かないと何があるのかわからない
- 解決策
- システム部の書籍管理システムの構築
システム部の書籍にどんな本があるのか、誰が借りているのかを管理するためのシステムを構築していました。このチームは、メンバーの半分がリモートワークをしていたチームでした。
チームMJ
- 解決したい課題
- 適材適所に人を配置したいが、誰がどんなスキルを持っているかわからない
- 新しいプロジェクトを企画しているけど、誰に声をかければ良いのかわからない
- 〇〇部署の採用で、どのようなスキルを持ってる人が必要なのかがわからない
- 解決策
- 社内リソースの透明化、社内の主体性の活発化
- 社内スキルマップの作成
このチームは、全社員のスキルの見える化を目的として、社内スキルマップシステムの構築をしていました。一人ひとりどんなスキルを持っているのかを簡単に知るのは難しいので、気軽に共有できるようになるのは便利だと思いました。
各チームの評価項目
各チームの評価項目は、下記のようなルールを定めて審査員・参加者・傍聴者にGoogleフォームから評価を行ってもらいました。
※自分が参加しているチームへの評価は除く
- 評価基準6つ 5段階評価
- 1.創造性、オリジナリティ、イノベーション
- 2.問題解決のユーザーニーズ適合性
- 3.UIの品質、使いやすさ
- 4.技術的な運用の実現可能性
- 5.経済的・財政的実現可能性
- 6.チームの取り組み
- 各評価項目を、審査員:参加者=7:3として算出し、合計で優勝チームを決める
上記の項目以外にも自由記述欄を設け、最終発表後にこの結果を匿名化した状態で各チームにフィードバックとして共有しました。
感想
最終発表が終わったあとは懇親会を行い、開発していたときの裏話やどんな技術を使っていたのかなど、さまざまな話で盛り上がりました! 社内ハッカソン運営として、開催してよかったと思ったのは主に下記の3点でした。
- 審査員としてエンジニア以外の企画担当の人を巻き込めたのがよかった
- 新しい技術に挑戦するきっかけになった
- 部署を超えたエンジニアの交流を推進できた
まだ社内ハッカソンを開催したことがないという方は、ぜひ一度企画・開催してみることをおすすめします!