オールアバウトTech Blog

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Google Cloud NEXT '2018 in Tokyoに初登壇しました!

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はじめに

こんにちは。SREグループの@h_amakasuです。
先日のGoogle Cloud Next '2018に登壇する機会をいただき、さまざまな経験を得られたので、今回ここにまとめさせてもらいました。

Google Cloud Nextってなに?

Google Cloud Next は年に1回開催されているGoogle主催のカンファレンスです。 GoogleによるGoogle Cloud Platform(以下GCP)などの各種サービスの最新情報の公開だけでなく、サービス利用企業の講演等も行われ、関連技術や情報を多く得られるイベントとなっています。

今年もCloud AutoMLやBigQuery MLなどの機械学習に関するサービスや、Knativeを始めとしたサーバレスに関する発表があり、注目が集まりました。

cloud.withgoogle.com

セッションについて

セッションは「オンプレからクラウドに 〜Google Cloud Platformで運用負荷削減へ〜」というテーマで発表させていただきました。 内容は以下のアジェンダとなります。興味がありましたら以下の動画をご覧ください。(約40分)

  • オンプレからクラウドへの移行動機
    • オンプレ時代の問題点(保守コストの増大、属人化、古く変化できないシステム構成)
  • GCPを選定した理由と設計
    • クラウド移行で「変化に強い環境」の構築を目指した理由
    • GCPAWSの比較
    • GCP移行後のインフラ構成と採用したサービス
  • 運用ノウハウ
    • GKEの利用方針
    • GKEの利用設計(リソース、アップデート)
    • コンテナの利用設計
    • コンテナ運用を避けたサービス

www.youtube.com

全体を通して

資料の作成

スライドの作成は、思っていたよりも時間がかかってしまいました。
作成を通して自身のGCPに対する理解深度がどの程度なのかや、資料のまとめ方などの点で、自分を客観的に見つめ直すことができたのは大変有意でした。 また、日頃のアウトプットがちゃんとできていないことで、二度手間になるようなものも多かったです。やっぱりナレッジ残すのは大切ですね(当たり前)。

登壇してみて

意外なことに思っていたより緊張はしませんでした。 軽いアクシデントがありましたが、焦りや不安がでるようなこともなく、淡々と継続できたのはよかったです。 ただ、喋り方や立ち居振る舞いなどに関しては、思うようにできませんでした。 こういった点に関しては、経験や事前練習がものをいうのかもしれません。

振り返って

最初は、登壇してみませんか?というお話を「やれるでしょ」と勢いで受けたようなところから始まりました。 そこからイベント終了まで、周囲のみなさんに様々な協力をいただけたことで、周りにどれだけ支えてもらっているかを実感すると共に、 自身の立ち位置やこれからやるべきことを考えるいい機会になりました。 登壇には漠然とした不安や苦手意識がありましたが、結果的に得られるものも多かったので、参加してよかったと思っています。

最後に

今回はGoogle Cloud Next '2018に登壇できてとても光栄でした。 出席してくださった方や応援してくださった方、みなさんありがとうございました!